心臓が止まっているのがゾンビなんじゃないの?

月に一冊プルースト。そんなことを思っていた時期が僕にもありました。
失われた時を求めては全部読まなくてもいいよってフランス人が言ってたって誰か書いていたけど、誰だったっけ。第一部は濃いことにただただ圧倒されたような印象が(特に二章目)。三章目が面白かったような気がします。と言いながらまだ第二部を読んでいて、余裕で追い抜かれる予感がしますが。
大菩薩峠は文庫にして二十巻ですけどどうですか。一年一冊ペースだと中年になるまで楽しめます。
参考になるかわかりませんが八月の光は全525ページの60ページまで読み進んでやっと面白いかな? と思い始めるほどなんで(しかもその後また減速してくれるという親切設計)頭100ページくらいは苦行と思って読んでしまったほうがいいかもしれません。慣れてしまえばどうにか進みます。響きと怒りって主人公三人持ち回りなんじゃないでしたかしら。
高橋源一郎はさようならギャングたちしかおぼえてない。印象深かったのは娘の葬式。膝の裏に熔けた塩化鉄を流し込んで両足をダメにするか陰核を潰すか選べってのはジョンレノン対火星人のほうですよね。確か。ってことはオーヴァーザレインボウはほんとに何にもおぼえていないのかもしれない。あ、最後にCD付ける予定だったとかいうやつですっけ? エッセイのほう探さないとわからないから余計に混乱の種を増やしているだけのような気が。
とにかくジイドがうらやましい。
そんなこんなでお誕生日おめでとうございます。
ケータイ刑事は見たことはないのですが、存在だけは知っているid:zenzaがお送りいたしました。あとおめでたいところをゾンビとかですいません。そもそもメッセジ全体がそういう雰囲気でないのもすいません。

そんなお誕生日だった曠野さんのおうちはこちら。はてダはこちら