2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』

で、何故か、これを読み始める。父親がいくらなんでもディフォルメされ過ぎているような気がするけど、まぁこんなものなのかしら。なんだかまぁロボットの寸劇のような話である。 と思っていたが、読み進むにつれて語り手本人の話が多少なり語られ始めるとそ…

しかし問題はそんなところにあるのではない。

厚顔無恥にも自らの全き状態について病状と銘打ってはばからないことにこそあなたの病の本質はひそんでいるのです。悔い改めよ! さもなくば死を! (以下四連三十六行にわたるポエムは削除されました)。 以下そのポエムについて、【“過去宇宙生物であった…

病状。

文章が書けない期間というのがあって、まぁもともと書こうと思って書くわけではないのでどちらかといえば常に書こうと思うと書けない体質ではあるのだが、それでも大抵の場合紙があったら何か書くことくらいは思い浮かぶものである。つまり思い浮かばないの…

今後の展望について(語らない)。

今日もやる気はないし、明日もやる気はありません。どうもこんにちは。id:zenzaこと宇宙生物なんとかかんとかです。最近宇宙生物だったころの記憶が曖昧になってきまして、ことによるはあれは一種の気の迷いで、私は宇宙生物ではなく、精神のバランスを保つ…

ガブリエル・ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』

読了後に、コレラの時代の愛であることに気付く。コレラ? 話と何か関係ありましたっけ? 訳される前は面白い面白いとの意見ばかり独り歩きしていたコレラだが、訳されてみるとそんな褒めちぎるほどのものでは……的感想が多いように思う。面白い、とは言える…

ふゆのみちみちゆけばとてこおりみち

段々ペースが戻ってきたらしい(何の?)。 フレッド・ゲティングスの『オカルトの辞典』を読み始めたが遅々として進まない。そもそもこれ俺いつ買ったんだろう。10年近く前だろうか。積んでいた本でも回りまわって読むこともあるのだなぁ。特に理解したいが…

本当に積んでいるだけなんです!

読んでないんです! 信じてください! トマス・M・ディッシュ『アジアの岸辺』 若島正編 国書刊行会 未来の文学 ニューウェーブSFの代表的作家トマス・ディッシュですが、勇ましいトースターのお話以外見かけもしないんですけど……、と思ってると高いものが見…

12月のおかいもの補遺。

年末年始はこれで乗り切るぞ! という意気込みとともに購入した本。全然読めてない。 ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』 浅倉久志 伊藤典夫 柳下毅一郎訳 国書刊行会 たぶん夏ごろの買い物のときにもらったアマゾンギフト券が年末で切れるところだ…

寒い。

寒いときってアイスが食べたくなるよね。で食べたんだけど寒くて寒くて仕方がない。自分頭おかしいんじゃないかと。