2007-01-01から1年間の記事一覧

むかしむかしあるところで

昔はよく、後でどうにかしようと思っては、机の引出しの奥に忘れていたものだった。それこそ色々様々ありとあらゆるものを。そんなわけで引出しの奥からは得体の知れないものが数知れず出てくる。まず、去年の大晦日、片付けようと思いながら片付かなかった…

さて、年は明けたのだが虚記的には日付変更が6時なので現在グレーゾーン真っ只中。 ということで、普段はしないことをひとつふたつ。まず、29日付のエントリですが、書かれたのはもっと前、アップしたのは今さっきという偽装表示です。2007年は偽装が流行ら…

失われた時を求めて、見出された時読了。そう、そうだね確かに、主人公が話者で作者という設定なのだから、これはまぎれもなくメタ小説であるわけで、おはなしのはじまりがあんな感じだったのだし、前巻で終わっていては尻切れだわ。 いろいろ話したいような…

いやぁなんかひさびさに更新する気がするなあ(棒読み)。 今さらクリスマスがどうこうと蒸し返して羨望のこもった殺意を向けられてはたまらないので、失われた時を求めてを読み終えましたよという話をするんですが、べつに24、25日やることなくてずっと読ん…

一昨日(だったか一昨昨日だったか)囚われの女読了して、一気呵成に本日消え去ったアルベルチーヌも読了。新しいヴァージョンでは囚われの女に対応させて消え去る女になっているとかいないとか。とにかくまぁ最終巻、見出された時に進みます。前巻ですでに…

ああ、なるほど。そうか……うん、それは気づかなかった。確かにその通り。 とはいえどうでもいいわ。次、次!

訃報

Nachrichten aus Politik, Kultur, Wirtschaft und Sport - Süddeutsche.de http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007120801000269.html

正直なところ昨日の自分が一体何を言いたかったものだか今となっては僕にもわからないのだ。

あぁ違うな。鼻濁音表記は「か」行プラス半濁点(「゜」)でできるわけだから、その知名度を向上させるだけでいいですよ。

さっぱり意味がわからないが目が覚めた。 「が」を多用した文章を作ってしまったついでに、かなづかいについて考えたが、 旧かな→どこまでさかのぼるの? 古語はどうするの? 新語に対応できるの? かなだけ表音に移行(助詞の「は」を「わ」でもオッケーに…

5,6回は買い物行ったのにうっかり3回にまとめて積読エントってしまったので残念だが書くことは何もない。 だいたいは寝ていすぎるせいだが、『論語』もクンデラの『不滅』も読み進まないせいでもある。あと頭痛とか腹痛とか寒くて指が動かなくてキーボードが…

サミュエル・ベケット『名づけえぬもの』 安藤元雄訳 白水社 2200円。ギャディス以来の高額なお買い物かな。まぁ1000円↑の古本ごっそり買ってる奴が何を言うかって感じですけど。モロイ三部作の三作目。失われた時を求めてをやっつけてから読もうと思ってい…

フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 細谷恒夫・木田元訳 中公文庫 早口言葉かと思うようなタイトルである(「ろっぱしょ」とか「くのきき」とか「んてきげん」のあたり)。ブリタニカとかそのへんから首を突っ込んで行きたい気はするのだが…

法月綸太郎『生首に聞いてみろ』 角川文庫 350円。うっかり買い逃していたら古本で出ていたので買ってしまう。舞城王太郎『九十九十九』 講談社文庫 400円。JDCトリビュートの中では一番面白いという話だったので。武田泰淳『「愛」のかたち 才子佳人』 新潮…

もちろん本当は、“欲しい”が一番上にあるのはどうか? というだけの理由であり、他意はない。いや、むしろ本当は、ちょっと色々なことをど忘れしていて、昨日エントったかどうかも憶えていないので更新したのだろう。ここだけの話、今年はやけに厚着していて…

このタイミングで(というかタイミングに何の関係があるのか)三日連続更新とかありえないだろ、と、ふと思ったので更新してみる。簡単に言うと今にも冬眠を始めそうなのである。先月に比べて睡眠時間二割増しくらいになっている気がする。

更新し忘れていた雑記の没文。春秋左氏伝が一向に読み進まないのですが、たぶんひとの名前が全然おぼえられないからではなかろうか。漢字一文字の名前を区別するのはシェーンとショーンを区別して記憶するより難しくはないか? ていうか同じ名前のやつ多すぎ…

「現代用語の基礎知識」欲しい! もちろん選ぶキーワードは“それにつけても金の欲しさよ”である。 しかし流行りに疎い人間からすると知らないのばっかで困る。逆に知っているものだと、え、今さら? と思うような語(というか句というか)が多いような気がし…

あ、当然春秋左氏伝は読み終わっているのです。そうそうあの本のせいで先月は更新がなかったんだよ(明らかに思いつきであることを除けばそれほど間違ってもいない←わかりやすく説明を加えますと、春秋左氏伝読み進まない→でもなかなか面白い→人物名おぼえら…

打海文三『ハルビン・カフェ』

「きみの言うことは矛盾してるぞ。死んだら、わたしに復讐できないではないか」 このひとことに痺れた。言ってみたくも言われたくもないが。 舞台は福井県海市、中国韓国ロシアのマフィアが縄張り争いにしのぎを削り、警官の殉職数日本一の町で、殺された警…

何事もなかったように何でも好きなことを書けとの啓示を受領いたした次第であるので、そのように取り計らう。

間が空き過ぎて何を書いたらいいものやら。

昨日のに追加。 U B U W E B :: Stéphane Mallarmé。 ubuwebのマラルメ目次。英語版、昨日のと別の訳。別のほうだけでいいんだけどもpdfなんで、ダウンロードファイル直リンはさすがにやめた。Home | Mallarme フランス語マラルメウィキ(Home | Mallarme)…

先週あたりの話のなかでリンク面倒だった色々。むしろ自分用メモと言うべきか。 The Waste Land by T. S. Eliot - Free Ebook ときおり気が違ったように重くなるグーテンベルクですが、いろいろ見られるのは助かる(外国語に堪能なわけではないので読めはし…

書こうと思ったことを以前にも書いたような気がして探してみたのだが見つからず、では書くかと思ったら何を書こうとしたのか忘れていた、なんてことを書けるはずがあろうか、いやない。でも書くという矛盾。 あ、娯楽、買いました。シングルよりシングル向き…

何も書くことがないのだが(思うに何もないという表現は誇張である)、十月ということで、ということは秋というわけで、よしじゃあ今月読む本のリストでも作るか、と思ったのだが、古本屋によってきてしまったので、積読を書いてからじゃないと話が進まない…

某所で知ったちくま学芸文庫復刊投票2007を冷やかしがてら眺めていたら、やっぱり欲しくなってきたので投票してきた。サルトル『マラルメ論』 サルトルよりティボーデのほうが気になるんですがなんとなくちょうどよかったのでとりあえず。というか高すぎだろ…

八月からこっちのそれら。

殊能将之『キマイラの新しい城』 講談社文庫 魔術師イスルギーってだけで笑えてくる(帯の文句に出てくる)。幻想文学的要素を加えたミステリで、今回はアクション(殺陣?)もあり。解決はするけど推理はしていない気もするので、ミステリではないのかもし…

「ソドムとゴモラ」読了で次は「囚われの女」。いや長かったソドムとゴモラ。分厚な2〜4を終えたので、ここからは後半と見ていいかしらん。ラスト二冊は他に比べるとだいぶ薄いというか、普通のサイズ(厚さはサイズに含まれますか?)、囚われの女は一冊目…

やっと朝晩涼しい季節なのか。あ、今日のエントリは昨日に引き続き、というか、昨日はほぼ寝惚けていたので少々違うかもしれないのですが、まぁとにかく今日のエントリは更新可能なので単に惰性で更新するというだけのエントリであって、大変無内容極まりな…