2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

エラリー・クイーン ハリウッド期(含国名シリーズ補遺)

『中途の家』 なんと法廷劇まである異色作。しかもこれが結構面白いから困る。俺はエラリー・クイーンの読者に向いていないのではないかと思い始める。 トリントンのあばら家で殺された男。ニューヨークの彼の妻と、フィラデルフィアの彼の妻。重婚と二重生…

エラリー・クイーン 国名シリーズ後半戦

前半は四年ほど前に読んだのだがもったいぶったエラリーとさえない父上のコンビに嫌気がさして捨てていたのを見つけ出してくる。 『アメリカ銃の謎』 ロデオショーの真っ最中二万の観客を前に主役が射殺、容疑者を逃さぬようコロシアム閉鎖、しかし凶器とな…

何故に

ここは何ゆえにではなくナゼにと読むところですが、何故にダイエット健康下腹から痩せていく6kg減とかいうところからトラックバックもらってますか。昨日の話のどのへんに関連するような話題があったよ。逆に面白いから削除しませんよ(向こうの記事は見に行…

そんなわけで

本日は予定を変更いたしまして上記のようにお送りいたしました。本日予定されていた記事については明日以降に日を改めてのお届けとなります。おたのしみに。

ものみたいな何か。

確か他にも誰か死んでいた気がするが滅入ってくるので無理に思い出さなくてもいいかな、という気分である。適当に話題を逸らすと、今コーヒー飲んでるんだけど、これが苦味も酸味も特になく、大変飲みやすいコーヒー味のお湯のようで非常に気に喰わない。何…

みたいなものみたいなもの

ついでなので二月になぜ更新が滞っていたのかというと、葬式があったからで、三月の第三週には一周忌があったからなのだが、ジョークのようなのに笑いようがないあたり、かなりどうでもいい部類の話である(これだから実話ってのは嫌いなんだ)。なぁに死に…

訃報みたいなもの

Ian Wallace Has Died 更新が滞っていた二月の末ごろにイアン・ウォレスも亡くなっている。アイランズ期のキング・クリムゾンでドラムを叩いていて、懐メロバンドとして知られる(ファン以外知らない)21st century schizoid bandにも参加していた。凶暴なド…

訃報

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070328i307.htm?from=main3 作家の島尾ミホが25日87歳で亡くなられた。作家と書いたが作品はひとつも読んだことがなくて、やはり自分の中のイメィジでは島尾敏雄の妻になった女性(だった、ではなく)なの…

いろいろ。

ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ III』 『ユリシーズ IV』 丸谷才一 永川玲二 高松雄一訳 集英社文庫 結局新刊購入。おもしれーぞユリシーズ。難しそうだと思って敬遠していたのがもったいないくらい。古典文を使って翻訳しているのは三巻の冒頭100ページ…

あれだよなぁ。

そうそう。

何を書こうかなー。なんて。

エントリの雑記にどのような嘘を垂れ流すかを楽しく考えていたテンションの高い時期というのが僕にもありまして、まぁそんなことはどうでもいいんですが、ここ最近とはえらい違いじゃないかと思ったりもするわけです。えらいちがい、って変換すると偉い違い…

二月から今までの購入のたぶんすべて。か、あるいはほとんど。

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『星ぼしの荒野から』 伊藤典夫・浅倉久志訳 ハヤカワ文庫SF 『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』 浅倉久志訳 ハヤカワ文庫FT ジェイムズ・ティプトリーJr.が二冊あったので珍しいような気がして拾ってきて…

なんて

何事もなかったかのようにふつーに。え? 更新止まってた? サーバー不調だったのかなぁ、くらい自分以外のもののせいにする気満々で。

ディクスン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』

カーおもしれーな。古本屋でもあまり見かけないのは一部の好事家にしか愛されても読まれてもいないっつーことなのかもしれないが。 通りを挟んだ向かいの家で、骨董好きな家の主人が殺される。女主人公は部屋の窓から、その死体と逃げ去る茶色の手袋の人物を…