2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

12月のこれまでのお買い物。

安部公房『幽霊はここにいる どれい狩り』 新潮文庫 処女戯曲「制服」と、表題作二編をおさめた戯曲集。250円。「幽霊はここにいる」は読んだことがあり、「ウエー(新どれい狩り)」も読んだことがある。これでいよいよ手元にない文庫は『石の眼』くらいか……

御大のコレラ。

ガブリエル・ガルシア=マルケス『コレラ時代の愛』 木村榮一訳 新潮社 いやいや、ちょっと聞いてよ、いや聞かなくてもいいよ別に、読み飛ばしてくれよ、つまりさ、こういうことなんだよ、昨日ね、本屋に行ったわけさ、ろくでもない本屋なんだけどこのくらい…

色々ありましたね。

嘘ですが。 実は冬眠時期に入っているので何もかもがおざなりなんですよね。 おざなりとなおざりを検索したらNHK放送文化研究所のQ&Aに意味が載っていました。すごいぞNHK。 異なるのは、「おざなり」は「いい加減ではあるにせよ、何らかの対応をする」のに…

11月のお買いもの補遺。

スピノザ『エチカ』上/下 畠中尚志訳 岩波文庫 ウィトゲンシュタインはスピノザが結構お好きだったらしいですよ。ライプニッツあたりも読みたいのだが古本で哲学本を集めるのは無理があるような気がしてならない。まぁその方面に強い本屋を探せばいいのだろ…