2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大菩薩峠の向う側 〜いわゆるゼロ地点?

さて読了したはいいが何を言ったらよいものやら。 19冊目に至ってやっと《慶応三年十一月十一日》と日付が出て、それから特に時日は過ぎず、ほどなく小説は終わってしまうので、本来的にも江戸時代が終わるまで作中の時間は進んでいないように思われる。が、…

やべ。今日書くこと何もねぇや。朝からキットカット食っててすいません(挨拶)。 久しぶりに書くことが無いことについて書こうか、と思ったけど面倒になったので思うだけでやめる。きっと書くことがあるに違いないと考える。五分考えて、やっぱり書くことは…

考えがまとまらないのでカテゴリ雑記で。 昨日読んでいたのはナボコフベンドシニスターだったんですが、決して明るい話ではないにもかかわらず、やはりどこか全体にたちの悪いユーモアであるかのような雰囲気が漂っていて、この手の小説でこのひとよりうまく…

全然あれだが今日は読んでる本が面白すぎるのでまた明日。

ウィリアム・フォークナー『響きと怒り』 高橋正雄訳 講談社文芸文庫 面白いという情報も得たことであるし、あの暑苦しい感じを味わいたくなったら買おうかなどと思っていたところ新古書店にて発見。価格にめまいをおぼえながらも、落ち着け落ち着くんだ俺確…

今日はサボろうと思ってたけどまぁ色々。

イアン・ワトソン『スロー・バード』 大森望・他訳 ハヤカワSF文庫 なんとなく買わなければいけないような気がしたので。いや、別に表紙買いとかではない。ロレンス・ダレル『黒い本』 河野一郎訳 中公文庫 アレクサンドリア四重奏の著者。あれものんきに復…

スター邪魔じゃね? 背景色が黒だから白いボタンは浮くんだよ。まぁしばらくすれば見慣れるか。消せるなら暇なときに調べておきます消しかた。 暇なときって今じゃん。でも消したらこの雑記は何を書いているのか意味不明であるようにも思うしなんとも言い難…

一応5なんだけど少なくとも次二冊はカウントダウン飛ばすよ大菩薩。

さてメモを取っておかなかったおかげで弁信が読者に話しかけ始めるのがどこだったかよくわからなくなってしまったので(相手のいないひとりがたりは十二くらいでやっているのだが、確かその後で読者に向けて喋るところがあったような気がするのである)そこ…

ひとまずいろいろとひと段落ついたので先月のペースに戻したいところ。大菩薩峠とかとうの昔に読み終わってる予定だったっつーの。ほんと意志薄弱なのもいい加減にしてほしいわ。あぁそうそう純粋理性批判ですけどもう読み終わってますんで。むしろ読み終わ…

カント『純粋理性批判(上)』

純粋理性批判は面白い 我々の認識がすべて経験をもって始まるということについては、いささかの疑いも存しない。我々の認識能力が、対象によって喚びさまされて初めてその活動を始めるのでないとしたら、認識能力は一体何によってはたらき出すのだろうか。対…

ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』

簡単に言えば、十年かけて灯台に行く話。にもかかわらず、基本的には二日(というか夜から夕方までの丸一日)の話。一晩の間に十年が過ぎ去る全体のわずか10パーセントほどの文量の中間章に期せずしてやられてしまう(まぁやられるときってのは、えてして予…

七月ですね。七月七月。ああ、七月(前回は気付いてなかったのか?)。うるせー暑いんだよ黙っとけ。どうもおはようございますid:zenzaです。もちろんこのですはdeathなので俺に死ねと! 死ねと!(何故か二回言う)。今月の目標は“(暑さで)発狂しない”だ…

一昨日くらいに六月が終わりそうであることに気付いて昨日必死に読んだんですが、とうとう読み終わりませんでしたゲルマント公爵夫人。先行逃げ切りで追い付かれずに読み終えてしまう予定でございますのですが、このぶんだと最後のカーヴ〜直線あたりで後続…