チボー家読了。登場人物たちがあまりにも作者から与えられた役割でしかないので、進めど進めど面白からず、どんどんうんざりの度が深まるばかり。一見救いのないような話だが、そうでもないあたりもなんとも言えない。同時代〜実存主義のフランス文学者の言及と、あとはせいぜい“長い”というほかに特に読む理由を見出せない作品。と言っては言い過ぎか。まぁ別にいいかこのくらい。一族もの(そんなジャンルは無い)だと前にはゾラのルーゴン=マッカール、後だとマンのブッデンブロークが有名ですかね。ま、R=M叢書のほうは全然読んでませんけどね。百年の孤独も入れていいかしらん。カラマーゾフは親子二代だからどうか? 
史記読み終えたんで本屋巡り解禁で、いろいろ買ったんでまぁ明日、と思ったらもう日付27日か。ま、でも、明日くらいに。何から読もうかしらうふふ。いえ、本当は読んではいないのよ。積んでいるだけなのようふふ。