あとり硅子 夏待ち ウィングスコミックス
デビューコミックス。日常にファンタジーがまぎれこんでる話と世界観からファンタジーな話と。こう言うとネタバレになりかねないのだが、ドッペルゲンガーはこれの後に読んだらまた違う見方ができただろうな、という感じ。全体的にハズレがない感じで良いね。

なるしまゆり レプリカ・マスター ウィングスコミックス
これもデビューコミックス。ふと気になったんだけど、デビューコミックスという言いかたは正しいんでしょうか? sが付いているから単純に複数形とも言いがたいけども。まぁ意味が通じればどうでもいいか。内容については、これでデビューされたのをリアルタイムで読んでいたらファンになったかも、という感じ。あいかわらずよーわからん感想でございますね。他作品との関連ありだけど、内容は繋がっていません。

なるしまゆり 少年魔法士1〜7 ウィングスコミックス
なるしまゆりはだいたいにおいて「作られ(創られ・造られ)たもの」の悲哀みたいなものを描いているんじゃないかという気がしてきた(と、思いついてもそこの視点から読み直してみないことにはあまり意味がないのだが)。これだと三部の主人公がそうだし、原獣文書では新大陸がつくられたもので、レイ・ジーンとゼーンもつくられたもので、かつゼーン(魔神だっけ魔人だっけ?)は自分のイメージをつくりあげた上で色々やってるひと。前掲のレプリカについては言うまでもない。というわけで、キーワードは「作る(創る・造る)」。少年魔法士の続き追いついて、原獣文書の最終巻が出たら(夏だっけ?)、また読み直すかも。

冬目景 LUNO1 ガンガンコミックスデラックス
恐ろしいことにハードカヴァー(←v音強調で)。まぁ上のもこれも10冊全部105円だったんですがね。冬目景の漫画って必ず自殺志向の人間が出てくるような気がするのは気のせいですか?(そういやイエスタデイを〜には出てこないかも)。少年誌で、(ハッピーエンドにならないのは良いとしても)描かれる事件が起こることによって、生きようとしていた人間が死のうとして終わるっつーのもどうよ、と思うわけだが。話は相当どうでもいい。というか話らしい話はなかったような。良くも悪くも坦々としている。原価で買っていたらもう少しけなすところだがまぁ絵を眺めるために105円と思えばそんなもんかも。