ロード・ダンセイニ 最後の夢の物語 中野善夫・安野玲・吉村満美子訳 河出文庫
河出からのダンセイニも4冊目。これで終わりらしいけど。ていうか高い。高いよ。1200円なんて。買っちゃったけど。稲垣足穂が影響を受けた「五十一話集」を完全収録。まぁ俺は足穂付いて行けないんだけどね。


以下古本。
丸山眞男 忠誠と反逆 ちくま学芸文庫
これが主著ということでよろしいのかしら。一体丸山真男がどういうことをしたから有名で、とかそういったことを知らないので何とも。しかしこのひとの書くものは面白いという認識だけある。面白ければ何でも歓迎。750円。

スタニスワフ・レム 虚数 文学の冒険シリーズ 国書刊行会
架空書籍の序文集。色々書かれているからまぁそれほどコメントもいらんでしょう。ボルヘスとはどっちが早いんでしょうか。900円。

色川武大 狂人日記 福武文庫
講談社文芸文庫でも手に入るんだけど高くてどうしようもないと思っていたら見つけたので即買い。読売文学賞受賞作。色川のほうでは長篇これだけしかないのか? 阿佐田名義では放浪記とか博打地獄とかいろいろあるけど。300円。

ゴーゴリ 検察官 岩波文庫
やっと見つけた。250円。復刊のおかげで突然ゴーゴリが溜まってしまったわけだがそれにさらに追加である。

ルソー エミール 上 今野一雄訳 岩波文庫
上下が各105円で中だけ450円とか。まぁ各200円と思えばいいわけだよね。そう考えると別に安くはないか。


以下は105円。
ドナルド・バーセルミ 罪深き愉しみ 山崎勉・中村邦生訳 現代アメリカ文学叢書 彩流社
これはふつーに1000円とかでも買ったに違いない一冊。長篇は二作読んだことがあるのだけど短篇集ははじめて。短篇の方が有名だって言うのに。古典化する前に文庫にどんどん落とせばいいのに。安く現代作品が読めないんじゃ本離れも進みますよね。

ロアルド・ダール あなたに似た人 田村隆一訳 ハヤカワミステリ文庫
メジャーだよね。どのくらい異色なんでしょうか。

奥泉光 石の来歴 文春文庫
芥川賞受賞作入り短篇集。これ良いタイトルですね。