帰宅いたしました。
ひとが死んだので田舎に帰って初七日まで向こうに。さっき帰ってきた。いろいろなことをすっぽかしたので、やることが山積。忙しいままにしておくべきなのか、落ち着ける時間を作って一度くらいちゃんと悲しんでおくべきなのか迷うところ。
こうしているうちにも記憶も感情も薄れていく。疲れていて眠いことのほうがすでに上回っていて、やっと独りになることができたのに何もできない。死んだことは確かに悲しい。しかし普通に暮らしていても思い出すことさえ稀なひとについて、死んだからといって易々と悲しむのは、ある意味で詐欺じゃないのか、という思いもある。それなら生きているうちに気にかけていたほうが良かった。死んでしまってはもう何もできない。