今月もまた。

予定を立てようと思ったんですが(なんてったって秋だし)、ジョイス若い芸術家の肖像が宗教ネタを通り過ぎていくあたりから俄然面白くなってしまって仕方がないので僕はユリシーズIIIIV巻を探す旅に出なければいけないようです。みなさんさようなら。
場つなぎに読み始めたヘミングウェイ全短編が面白くて困っています。自分の鑑識眼を結構信用している僕としては、“面白くもない作品を書く暇な作家”として認識されていたヘミングウェイが、充分以上に本を読む満足を与えてくれる、ということに戸惑いを隠し切れません。嗚呼この歳にして僕は進む道を見失いそうです。
あ、ユリシーズ探さなきゃいけないんだった。またね!