何を書こうかなー。なんて。

エントリの雑記にどのような嘘を垂れ流すかを楽しく考えていたテンションの高い時期というのが僕にもありまして、まぁそんなことはどうでもいいんですが、ここ最近とはえらい違いじゃないかと思ったりもするわけです。えらいちがい、って変換すると偉い違いって出るんですけど、違い偉いでも脳内補正してみんな読むだろうな、と思った。あぁ、まぁつまりたまにそういうふうに思うこともあるよってことですね、話を戻すと。読みにくい文章なのは意図してそう書いているからだって何回言わせれば気が済むんだ?
推敲するのが面倒とか、致命的に文章が下手とかそういうわけじゃない、って死んだ犬が言ってた。足の付け根から膝下まで長い引っかき傷を受けた経験があるが、喧嘩をして友情を深めたとか少年漫画みたいな展開が起こったわけではないことを併記しておく。犬、死ぬと、からっぽの犬小屋が結構なんとも言えない情感を漂わせてくれるよ。大抵犬はひとより先に死ぬという点も考慮して行動しようね。
あ、そういえば「人間の絆」読み終わりました。なげーなげーと思っていたが、主人公の女関係がうっとうしいことを抜けばさしたる長さでもないのかもしれない。1000ページってことは、ブッデンブロークとあんまかわらないわけで。「魔の山」より短いわけで。え、ちゃんと「ブッデンブロークス」って呼べって? まぁでも長いわな、1000ページは充分。もういっぺん読もうとは思わないもんな。いや、でも待てよ。「魔の山」だったらもう一度くらいは死ぬ前に読むかもしれないな。ドストエフスキーの「悪霊」とかも読むかもしれないな。トルストイはジジイになってから露文科にでも入ったら「戦争と平和」のほうなら読むかもしれん。そういや、「復活」ってずっと積んだままだな。「細雪」は是非読みたいな。あと、「ドン・キホーテ」も。「細雪」って1000ページもあるのかな。まぁすべては「失われた時を求めて」を読み終えてからの話だが……。
そうそう、それで「人間の絆」ですけど、つまりかかわりのある人間が死ぬときになったら悲しい、というのが人間の絆ということでよろしいか。"of human bondage"ですもん。絆って訳のほうがおかしいわ。あれ、ってことは、もしかしてあのうっとうしい女関係が主題なのか。