しかしテルモピュライの戦いについて言えば、戦死したレオニダスの遺骸を取り戻すためにスパルタ軍が圧倒的な数の敵の軍勢を押し返すあたりや、負傷して後方で休んでいた二人の兵士のうち、ひとりは怪我を押して前線に駆けつけ戦死、もうひとりはスパルタに戦況を報告しに帰って敵前逃亡と見なされ処刑、といったような部分が気にいっているので、映画は見どころカットしすぎと思った。
てか戦のプロフェッショナルであるスパルタ兵が、間道バレたくらいであんな完全に包囲されるわけないやん。なぁ。地形と陣形についてもう少し詳しくやってくれてもよかったと思うんよ。せっかく映像で見れるんだから、文字で説明されるのを読むよりパッと見てわかりやすくできるはず。
スパルタ部隊にてこずり勝てないペルシア軍が、間道守ってる別のポリスの兵を蹴散らすところなんかもどうせなら見たかった。映画見る限りじゃペルシア軍ただの変人集団だし(まぁそこが面白いところなのだが)。