今日はどうも頭痛であれだ。
ごくごく個人的な話をするのだが、暖房器具が苦手である。石油ストーヴ、ガスストーヴ、エアコン、ハロゲンヒーター、どれもつけていると頭痛がしてくる。
そんなわけで、寒い。もう寝る。


さて史記だが、中巻である。もうすぐ世家もおわるぜー。孔子世家、論語読むよりわかりやすいのではなかろうか。でもまぁ普通に見て、孔子は嫌な奴である。そしてむしろそこが面白いわけだ。相手の良いところを見て、小さな間違いをことさらに言い立てないのが仁だか徳だかなのであるからして、孔子の弟子に良くできた人間が多く、それを忠実に守っていたとすれば、おそらく実物はもっと嫌な奴だったのだが、それでも慕われるということはそれなりに良い奴だったのでもあるのだろうし、二千年以上前の奴なんて正直どうでもよくもある。もっとも、斉の景公が魯の定公を殺そうとして、孔子のために果たさなかったことだけ見ても有能なのは明らかなので、儒者として名を残さずとも、政治や何かで後世には伝えられただろう。あぁ何と孔子よりどうでもいいのは僕の感想文である。おやすみ。