史記読み終わったよー。おつかれー。て、まぁこれだけゆっくり読んでんで、疲れるほどのこともなかったんですが。史記はエピソードごとに話がまとまっていて、読んだやつでは「表」が省略されてたんで、各エピソードの時間的前後関係がよーわからんのだけど(何公の何年とかいうのを憶える気が最初からないのが問題なので、そのへんはアレ)、まぁゆってもどうせ全部は憶えんし部分的にも憶えるかはあやしいから、どうでもいいようなものか。左伝の細切れっぷりも見事なものだったが、あの方法は、あれはあれなりに広く見渡すのには役立っていたわけであるなぁ。と思わずともないね。少なくとも言えることは、もっとゆっくり読むべきだったということくらいか。
ほんでまぁ史記はサイズ的に持ち歩けないんで、死蔵資料化していたチボー家の人々を読み始めてそろそろ半分なんですけども、家族の問題とか信仰とか色恋とかそんな話をされても、なんというか、困るとしか……長いし……。数ページで数世代の話をしてしまうようなものと、13巻で数年というこれと、並行して読むまでもなくわかってたけど、結論から先に言えよと申し上げたくなり候。ほんとに13冊読んだ後でそれだけの長さを読ませるに足る理由があったと思わせてくれるのだろうな? “ふはははは、私を楽しませてみろ!”まで付ければ悪役(弱い咬ませ犬的な)だな。あと各巻ごとに解説が付いているのも勘弁してもらいたい。読みたくないなら読むなという話ではあるけども。不必要に先の内容を話すなと解説者に申し上げたく思居候。

以下金曜あたりの書きかけ雑記。
さて史記だが、列伝入って下巻だぜー。孫子の兵法が面白そうなのはいいとして、韓非子があまりに面白そうなんでどうしようかと思った。長くなるんで引用はしませんけど。法家なんて娯楽として読書してる人間には無用だろ、とか思ってたアタシの馬鹿! 論のこねくりまわしかたとその具合がどうも好みのようなのですね。