クセノポン『アナバシス』 松平千秋訳 岩波文庫

500円。時代もかなり違うのに衰亡史のほうでちらっと出てきた。ペルシアとか戦争とか傭兵とか逃げ帰るとかそんな話のような気がします。クセノポンはソクラテスの弟子らしいです。

シャンカラ『ウパデーシャ・サーハスリー』 前田専学訳 岩波文庫

350円。その前に仏典を読めと申し上げたいが、インド哲学の本を買ってしまう。馬鹿。馬鹿ついでに告白しておくと検索するまでウバデーシャだと思ってました。カタカナも読めなくてすいませんとしか。仏典以前にヒンドゥー教のひとらしいです作者。馬鹿。もう駄目だ。無理にエントリをひねり出そうとしている感がひしひし来る。

アントニオ・タブッキ『逆さまゲーム』 須賀敦子訳 白水uブックス

300円。イタリア文学。実はタブッキまだ二冊目です。馴染みのない文字列な名前だがTabucchiとつづるらしい。おぼえられないひとは「たぶち」さんで憶えておくといいのではないか。訳者はナタリア・ギンズブルグ訳してたひとだわね。

G・K・チェスタトン『ブラウン神父の知恵』 中村保男訳 創元推理文庫

200円。なんか僕の周りには落ちてないんですよねチェスタトン。ブラウン神父シリーズの第二短篇集(たぶん)。二冊ほどしか読んでいないのでチェスタトンが面白いんだか面白くないんだかよくわからないというか湿気と暑さでもはや何一つわからないのかもしれないと思わないでもない。この明け方の気温で日中も過ごしたいです。読んでみたら以前読んだのより楽しめているのですが世間一般には第一短篇集が評価が良いわけで読み直してみようかな忘れちゃったし。しかし一体あの本の山のどこにあるものだか……。