どうでもいい話とスタージョン雑話。

超どうでもいいんだけど、開いていきなりアレはないよな。と昨日自分が書いたものを見て思う。さっさと過去に押しやらねば。見えなくなればなくなったのと同じである、という平和ボケ的考えかた。
話は変わるがエターナル・サンシャインは少し予想と違う映画だった。
話はまた変わるが『海を失った男』を読んだ。「ビアンカの手」はやっぱり謎である。そして表題作がかなり理解できない。いや、理解はできるということにしよう。いや、やっぱり理解できない。もう一回読みます。両方とも。全体として、ミステリではないのはもちろん、SFでもなかったような気がするので、スタージョンを読むファーストチョイスにも向かないような気がするし、ファンであるひとにも果たして向いているものだか不明であり、変なもの好きには変な部分が足りないようにも思うし、そういった意味では変な短篇集であることは間違いないのだが、だから何なんだというふうにも言えるし、まとめると、短篇集の中心的存在である「ビアンカの手」と「シジジイじゃない」を読んだことのない、つまり簡単に言えば『一角獣・多角獣』を読んでいないひとには多少薦められるかもしれないと思わずともない。ていうかそれなら『一角獣・多角獣』読んだほういいぜ。あっちのほうならファンタジー、SF、ミステリ全部カヴァーしてるし。つまり個人的には値段がネックだと思った。どうも『人間以上』のヴァリエイションに思えるような話がふたつほど見受けられるように思う。けどまぁしかし『人間以上』ってテーマ、いやむしろ扱っているモティーフが結構他の作品でも扱われているもので、集大成というと違うのだけど、三部構成それぞれで扱われているものが、それから全体を見て扱われているものが、他のスタージョン作品によく出てきたりすることがあるような、というような気もしなくもない。ところでこの短篇集(って元々何の話をしていたのかよくわからないわけだが『海を失った男』のことである)では「三の法則」が面白かったような気がします。
若干話は変わりますが、キルドーザーはそんなに面白くありません。ただ、オチは素晴らしいです。
ところでさらに話は変わりますが、弟がやってきて漫画を散らかして片付けずに部屋から出て行き、サッカーを見ているようです。報道すべきものを報道しないニュース番組と彼のおかげで時代に取り残されずに済んでいますが、取り残されたほうがマシであるという選択肢を選ぶ方法はないものでしょうか。外国暮らしをすればいいのかな。しかし初期費用がなぁ。