本当に積んでいるだけなんです!

読んでないんです! 信じてください!
トマス・M・ディッシュ『アジアの岸辺』 若島正編 国書刊行会 未来の文学
ニューウェーブSFの代表的作家トマス・ディッシュですが、勇ましいトースターのお話以外見かけもしないんですけど……、と思ってると高いものが見つかるから困る。1050円。だいたいニューウェーブSFって何? っていうあたりからわかってない。フィリップ・K・ディックハーラン・エリスンの間に共通点とかあるんですか? 的な。まぁそれ以外のSFもろくに読んでないからわからないだけなんだよきっと! と思いたい。

J・グレゴリイ・キイズ『錬金術師の魔砲』上/ 金子司訳 ハヤカワ文庫FT
なんか面白いらしいので拾ってきてみる。各400円。原題がニュートン'sキャノンなんだけどcanonって見ると音楽のほうを連想しちゃうわ。SF関連の話の中で出てきたので青背かと思えば黄背(クリーム色背?)だった。絶版なのにこんなすぐ見つかるとか結構売れたんだろうなぁと思って見てみると初版だったという微妙な驚きがあったりなかったりしますが、別に版にはこだわらないのでどうでもいいと言えばあるいはどうでもいいのかもしれない。

フィリップ・ロス『ポートノイの不満』 宮本陽吉訳 集英社文庫
とりあえず確保150円。先日のさようならコロンバスが面白かったから、というわけではないのが複雑なところだが、そのへんは適当にお察し下さい。

柳田國男『桃太郎の誕生』 角川文庫
予想をはるかに上回る厚さで相当読み応えがありそう。まぁ全部が桃太郎なわけではないんですけど。150円。

ソール・ベロー『この日をつかめ』 大浦暁生訳 新潮文庫
150円。ユダヤ系作家ということでロスとか色々と語られていたのでこちらも読んでみようと。

ソール・ベロー短編集 繁尾久訳 角川文庫
同上。160円。朝方のひとりごと二題/メキシコの将軍/ペップ博士の説教/黄色い家を手放して の四編。こっちのほうが何だか面白そう。