「ソドムとゴモラ」読了で次は「囚われの女」。いや長かったソドムとゴモラ。分厚な2〜4を終えたので、ここからは後半と見ていいかしらん。ラスト二冊は他に比べるとだいぶ薄いというか、普通のサイズ(厚さはサイズに含まれますか?)、囚われの女は一冊目とだいたい同じくらいなので、残り三冊併せてソドムとゴモラ×2より薄いと思う。だからといって一気に読んでしまえるかというと……そのへんはあまり……自信がないというか……。
ソドムとゴモラで時間を取られた原因が訳者が三人いるところだったとすれば、訳者がひとりの囚われの女は楽々ということになる。プルースト自身の健康問題から文章が初期ほど練りこまれていないことが原因なら、死後出版されたこれ以降はもっとツライことになってもおかしくない。内容が問題だったというなら、読んでみないことにはわからない。というか、読んでみればわかる話か。
ゲルマント読み終えたのが七月頭だから三ヶ月に一週間足りないくらいかけて読んだらしい。結構な長丁場だったようだ。ペース上げないと年内に読み終わりそうにありませんね。まぁ読み終えて何かあるわけでもなし、別にいつ読み終わったっていいんですが。