エドワード・ギボン『ローマ帝国衰亡史』910 中野好之訳 ちくま学芸文庫

9がアマゾンで品切れになって、“ショッピングカートの商品”から“カートに保存した商品”へ強制移動させられたので古書通販で確保。古書通販で確保するなら別に急がなくてもいいようなものだが、油断してると足元見られちゃうので先走ってみた。たまには慌てることもあるよねという話のようなそうでもないような。続きものの途中から手に入らなくなるのは悪夢だから避けたいところなんですよね。ギリシア神話を片づけてから読もうと思っていたんだけど、古典的ギリシア神話方面の本を中心に買ってしまったのでなかなかローマまでつながっていかないのが困りもの。仕方がないのでおそるおそるといった感じで1巻読み始めてみたんだけど、建国から始まるわけではなくて、後々称号になるカエサルとかアウグストゥスに軽く触れつつその後あたりから始まるんですね。しかしまぁ読めども読めども皇帝が誰かに殺されて別の皇帝が立つばっかりですね。先が長いわぁ。送料込みで各1000円ほど。

カール・ケレーニイ『ギリシア神話―神々の時代』 植田兼義訳 中公文庫
迷走している感じで追加。他にも数冊ギリシア神話本があったのだけど、見比べた結果これだけ。今検索して気づいたけど、英雄の時代って下巻があるんですね。でもそのへんは比較的興味ないのでこっちだけでもいいや。原著はドイツ語らしいですね。他にも色々訳書があるので、有名なのか、権威なのか、その両方であると思われます。あーでもローマにつながっていくのは下巻のほうなのかな。それならそっちも探してみるか……。350円。

スチュアート・ペローン『ローマ神話』 中島健訳 青土社

ギリシア神話と併合してしまったローマ神話についてやっぱり興味があるので購入。以前読んだロシアの神話の巻末にシリーズの広告があって、ローマ神話は珍しいなと検索していたらいつの間にか注文していた。まったく恐ろしいことだ。このシリーズは神話それ自体でなくて、神話学なんで研究書のようなものですね。840円+送料。

ウィリアム・ブレイク『無心の歌、有心の歌』 寿岳文章訳 角川文庫
アマゾンで中古45円とかだったんでおもわず注文。でも今見たらすげぇ高値(1700とか)。安値のを買い占めてるウェブ背取りがいるんだろーな。で、届いたら、何でこの文庫が現役だった頃買わなかったのかすぐわかった。これ元値1000円するんですね。理由は簡単。ブレイクの版画(絵かも)がカラーでたくさん載っているから。詩はこないだの岩波文庫旧版と同じなんですかね。そのへん後書き等で詳しく説明してくれないと困ります。なんで改題したのか、とかも。困るくらいどうということはないわけですけども。