ピランデッロ『生きていたパスカル』 米川良夫訳 福武文庫
350円。ピランデルロだかピランデッロだかはイタリアの作家。先駆的メタ演劇「作者を探す六人の登場人物」で有名なんだけど著作が手に入りにくいのよね。と思っていたらピランデッロ戯曲集の二巻のほうに入っているらしい。筑摩の世界文学大系近代劇集くらいしか訳がないのかと……安いな……あ、うっかり購入ボタンを押してしまった。ま、いいか。で、戯曲で有名な著者の少なくとも訳されている限り唯一の長編小説。何故そんな訳もろくにない作家を知っているのか。うーん、イタリアの作家だからかな? いや、メタ作品ネタのほうで知ったかな。

スティーヴンスン『新アラビア夜話』 南条竹則 坂本あおい訳 光文社古典新訳文庫
300円。千夜一夜物語も手に入れたし、こちらも見つけて即確保。

ヴァレリー『テスト氏』 粟津則雄訳 福武文庫
250円。有名な奴をマイナーな訳でついつい読んでしまう性癖があるんだよね。これも面白かったらいよいよ平凡社ライヴラリをだね……。

色川武大『虫喰仙次』 福武文庫
200円。本名名義の本はそれほど冊数ないような気がしてたけど、ぽつぽつ見知らぬタイトルが見つかる。阿佐田名義を10冊くらいしか持っていないのはどれを持っててどれを持っていないのかよくわからないからなんだ。ほんと何とかなんねぇのかなこの記憶力。