スタニスワフ・レム『泰平ヨンの航星日記』 深見弾 大野典宏訳 ハヤカワ文庫SF

そりゃ買います。ピルクス航宇宙士のお話がロボットものでの連作でしたが、ヨンのほうはSFの幅の広さを存分に使って豊富なアイディアを次から次に読める、めまぐるしいほどの一冊。続きも復刊してくれるのかと、このころは思っていたよね……。国書からヨン傑作選が出るなんて話もあったような気がしていたが……まあ国書なら10年くらいは誤差みたいなものか。