100円か105円。
森博嗣『φは壊れたね』 講談社文庫
森博嗣『θは遊んでくれたよ』 講談社文庫
森博嗣『τになるまで待って』 講談社文庫

新シリーズ、えーとGシリーズか。前2シリーズの後の話で、国枝准教授の教え子中心な感じか。探偵役が2人も3人もいて、国枝先生も探偵役の解説途中で謎が解けてしまうので、最後まで読んでいると大概馬鹿の気分が味わえる。タイトルは意味がわからないが、読んでもスッキリ意味が通るわけではない。

森博嗣『少し変わった子あります』 文春文庫
連作短篇に見せかけた長篇なのか。

森博嗣『レタス・フライ』 講談社文庫
こちらはいつも通りの短篇集。でもまあ、シリーズキャラクタものはまとめてもらったほうが楽だと思います。

藤原伊織『てのひらの闇』 文春文庫

自社CMに使えないかと渡されたフィルムが合成映像だったので、指摘したら社長が自殺してしまった、恩人である社長の死の謎を解明したい、という話。うーん、うまく要約できんね。指摘したことで自殺させてしまったのか、あるいは一種のダイイングメッセージだったのか、みたいな。謎としてはちょっと不思議な感じでよろしいのではないでしょうか。