アレホ・カルペンティエル『この世の王国』 木村栄一 平田渡訳 叢書アンデスの風

面白いらしいと聞いて検索してみると1500円程度だったので買ってしまう。ラテンアメリカものは古本で1500円くらいってことがざらなんでこの値段なら新刊購入で別にいいですわ。キューバ出身、シュルレアリストマジックリアリズム作品、ヴードゥー教、革命、とワードを並べるだけであまりに面白そうで、逆に期待の方向を誤った感があり、読んだ印象はそれほどでもなかったが、いくつか印象に残ってるシーンの記憶が薄れてきたらもっぺん読もうかな。