上村勝彦『インド神話』 ちくま学芸文庫

500円。読みやすく、話も面白いところをどんどん出してくるので、インド神話入門によさそう。いろいろと訳しておられるひとでもある。

『ギルガメシュ叙事詩』 矢島文夫訳 ちくま学芸文庫

神話づいていた。買ったはいいが読む前に神話ブームが終了し長きの積読へ。古代シュメール粘土板に楔形文字で書かれ、欠損だらけで物語としては機能していないが、部分的には面白い(部分的にしかないし部分的にしか楽しめない)。再構成されたものではなく、現存部分の翻訳と、それに関する注釈、研究であり、学術書。ではあるのだが、断片的に垣間見える、世界最古の文学とは思えない表現の豊かさからは、文として保存されなかったたくさんの物語があったのだろうな、と思わされる。

『プーシキン詩集』 金子幸彦訳 岩波文庫

250。ロシアの古典的大詩人ですが詩を読んだことがないような気がするので購入。というか、何も読んだことがないのか?

オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』 小川亮作訳 岩波文庫

150。11世紀ペルシアの詩が19世紀英訳されて、世界的名著と認識されるようになったもの。一般のひとに話すと名前がおまるであることのみ記憶される。同内容のキンドル版がタダで読める模様。


以下100円
『柳田國男全集』14 ちくま文庫
2冊だけだったが、ひとまず確保だけしておく。海上の道海南小記(1巻)、遠野物語、山の人生(4巻)と、まあまあ有名どころを中心に収録されているもよう。