ヴァジニア・ウルフ『波』 鈴木幸夫訳 角川文庫リバイバルコレクション

300円。うーむ。新しい訳でも読みたい。というか、ヴァージニア・ウルフは、自分で何か考えるときに頭に普通に浮かぶような語彙やリズムで読まないと、どうもいまひとつのようにも思う。考えとか感じかたの流れとか連想とか見たものが描写されていく順に目に入ってくる感覚であるとか。まあつまり訳が古かったわけですね。


以下100円。
倉橋由美子『ポポイ』 新潮文庫

薄かったという記憶はある。内容じゃなくて本がね。ところで著者名で検索したところ、ぼくを探しにという絵本の翻訳が倉橋由美子だったということに今気づいた。そうだったのか。

黒川博行『切断』 創元推理文庫

殺人の後死体損壊で、倒叙もので、動機で引っ張るという変わった話。だったような気がするが、あまりはまらず忘れてしまったので定かではない。