アーシュラ・K・ル=グィン『辺境の惑星』

ハイニッシュ・ユニバースもの。大国家はあるんだが、そっから忘れられたんじゃねぃのかすぃら、ってほど辺境に暮らしている移住者の末裔と現地民が、別の現地民に襲われたり猛獣を倒したりする話。ロカノンも雪山、闇の左手も冬の惑星、で、これも長ーい冬季のはじまりごろの話。まぁ俺も雪好きだから良いですけどね。雪かきは嫌いですけどね。
敵側の現地民を率いているのはきっと前回と別の場所に着陸してしまった大国家の奴らに違いない、と思って読んでいたので(そうでないと確定したわけでもないような気もするが)、普通に終わって拍子抜け。ある程度理由を求めない読み方が必要かも。