春ぶら〜菩薩の散歩残すところ19フェイズ〜

まぁ一冊くらい楽々読み終わりますよ。ていうか読み終わったの一昨日とかだろ。

話が進んでいけばなんとかなるが、主人公である机龍之介がのっけからイレギュラーな行動をとりまくっていて、キャラクタが掴めず戸惑うのは必至。思い返してみても、やはり通りすがりの人間を試し斬りしてみたり(たぶん初登場時のインパクトを狙っている)、女を手篭めにしたりする(たぶん顔が良かったんで惚れたんだろうと思う←似た顔の女が後で出てきて、そいつも助けたりするから、やっぱ顔じゃないかと思うんだがどうだろう)ような人物ではないように感じるのよね。そういった行動をとるな、っていうわけではないんだけど、冒頭からそれじゃ話がわからなくね? と思うわけですよ。あんたもそう思うでしょう? な?(酔っている←酔ってねぇよ!)
登場人物表を作成していこうかと思ったんだけど、面倒だからやめる。先に進むと捨てキャラと思ってたやつが再登場したりするんだもん。やってられん。ていうのはつまり、二十冊を取り出しやすいように手元に置いておくだけのスペースがないし、ついでに、登場したやつみんな憶えておくだけの記憶力もないから、話に関わってきたところでさかのぼって登場巻を探し当てられそうにない、ゆえに、かかわってくるキャラクタとそうでないエキストラの選り分けに役立つものは出来上がりそうにない、というわけ。文章長くてわかりづらいな。要は面倒ってことだ。
登場人物は多いわ会話は多いわで斜め読みに向かないことはなはだしく、しかも本自体古いからやっぱり読み進むのは遅い。これなら「アブサロム、アブサロム!」のほうが先に読み終わるぞ(本もでかいが字もでかい)。