後藤明生『カフカの迷宮 悪夢の方法』 岩波書店 作家の方法
500円。年明け早々面白そうなのを。“作家の方法”ってシリーズ名ぽかったので検索してみると何冊かひっかかったんだけど、こちらの本なんかは白水uブックスで復活している。ということは……とか考え始めてもアレなのでそれはそれとして置いておきますか。

『マハーバーラタ ナラ王物語 ダマヤンティー姫の数奇な生涯』 鎧淳訳 岩波文庫
300円。なんとなく最近の読書傾向から言って、買っても無駄にならないのではなかろうかと思った。マハーバーラタ自体はちくま学芸文庫で原典訳の完訳(訳がかぶっている)があるんですね。全何巻かと思って調べてみたら訳者のかたが亡くなられて全訳でないのだそうだ(11巻予定が8巻まで)。そうなのか。前読んだ岩波のバガヴァッド・ギーターと同じ訳者のひとですね。あれ、やっぱりうっかりしていると積んだ本の話をしないままになってしまうなぁ。