ストリントベルク『大海のほとり』 斎藤しょう訳 岩波文庫

訳者のかたの名前は日に向の字なんだけど文字化けするみたいね。350円。劇作家として有名な著者の有名な長篇小説。とカヴァに書いてある。表紙めくっただけで訳文が古いことがわかるぜ。

フェルドウスィー『王書』 岡田恵美子訳 岩波文庫

350円。抄訳ということで以前見つけた時はスルーしたんだけど、ペルシア叙事詩欲しい病に罹患して(発症はサァディー読中読後くらいだが、中国→インド→中央アジアの方向と、西ヨーロッパ→ギリシア→ロシアの方向でちょうどペルシアあたりが読みたくなったのではないかと思われるので潜伏期間がどっからなのか不明、ギリシア人ともローマ帝国とも戦争しまくってるしねペルシア)、半年くらいは探していたんでしょうか。半年で見つかったのはすごいな。ヒット商品には見えないがたくさん出回ってるのかしら。
『孫子』 金谷治訳 岩波文庫
200。読みたくなったら新刊でも買ってしまおうという程度の値段なのだが、古本で見つけたので、別に今読みたいというわけでもないのだが積んでおく。

以下おそらく100円で買ったのではないかと思われるが記憶は定かでない。
マルグリット・デュラス『夏の夜の10時半』 田中倫郎訳 河出文庫

ところで「でゅ」ってキーボードで「dhu」って打つと出るのって常識? でおなじみマルグリット・デュラスですけどモデラート・カンタービレが近所で100円で売ってないんでスルーし続けてたんですよね。タイトルに惹かれたというのもあるな。このひと一応たしかヌーヴォ・ロマンのひとですよね。

森奈津子『西城秀樹のおかげです』 ハヤカワ文庫JA

タイトルの勝利としか言いようがないのではないか。短篇集で、内容はだいたいくだらない。いや、けなしているわけではなくて。